藍、不運の池ポチャ…首位と９差、１０位に後退

第３ラウンド、通算１アンダーで10位に後退した宮里藍

ＵＳＬＰＧＡツアー　台湾選手権第３日

（10月22日 台湾・楊梅　サンライズ・ゴルフ＆カントリークラブ（６３９０ヤード、パー７２））
　９位で出た宮里藍（２６＝サントリー）は２バーディー、２ボギー、１ダブルボギーの７４と崩れ、通算１アンダーの１０位に後退した。宮里美香（２２＝ＮＴＴぷらら）、上田桃子（２５＝フリー）もともに７４で、宮里美は通算１アンダーの１０位、上田は通算２オーバーで１８位となった。６７で回り通算１０アンダーとした地元のヤニ・ツェン（２２＝台湾）が単独首位に立った。

　宮里は後半に崩れた。１１、１２番で連続ボギーを叩くと、不運は１６番パー３。当たりは悪くなかった第１打が突風に阻まれて「池ポチャ」となり、ダブルボギーを叩いた。吹いたりやんだりの予測が難しいコース特有の風に「（吹く）タイミングが分からなかった。自分ではコントロールできない」ともどかしげに振り返った。ただ、悪条件は誰もが同じ。首位とは９打差の１０位で優勝争いから後退したが「我慢していればいいことはある」と気持ちを切り替えていた。