日本女子は団体総合7位…米国が圧勝!

[ 2011年10月11日 21:20 ]

女子団体総合決勝 床運動の演技後、手を合わせる田中理恵

 体操の世界選手権第5日は11日、東京体育館で8カ国による女子の団体総合決勝を行い、予選5位の日本は合計167・122点の7位に終わった。予選首位で前回大会2位の米国が計179・411点で圧勝し、2007年シュツットガルト大会以来3度目の優勝を果たした。2連覇を狙ったロシアは4・082点差の2位、中国が3位。

 日本は田中理恵(日体大大学院)が得意の床運動で得点を伸ばせず、最終種目の段違い平行棒でもエース鶴見虹子(朝日生命)が落下。前回の5位にも及ばなかった。

 団体総合予選を首位通過した日本男子は非公開練習で、33年ぶりの優勝が懸かる12日の決勝に向けて最終調整した。

 ▼塚原千恵子・日本女子監督の話 練習から元気がなく(雰囲気に)のまれた感じがあった。メダルを取るには床運動と跳馬の改革をしないと難しい。

 ▼鶴見虹子の話 予選じゃなくてよかった。段違い平行棒のミスは悔しいが、個人総合と種目別決勝で取り返したい。

 ▼田中理恵の話 すごく調子が良かったので、床運動のミスはびっくり。外国選手は脚力が強い。自分ももう少しごつくなりたい。

 ▼新竹優子の話 自分の今持っている力の中では一番いい跳躍ができて良かった。

 ▼寺本明日香の話 予選より緊張してやばいと思ったが、意地で頑張った。ノーミスでできたのは自信につながった。

 ▼美濃部ゆうの話 予選では平均台で演技価値点を取れなかったが、きょうは演技した分は取れた。落ち着いてできた。

 ▼大島杏子の話 少し気持ちで弱い部分もあったが、1番手として大きなミスなくできたのは良かった。

続きを表示

この記事のフォト

2011年10月11日のニュース