片山４位浮上「うまく僕の方に転がってくれれば…」

ＡＮＡオープン第３日

（9月17日 北海道・札幌ＧＣ輪厚コース＝７０６３ヤード、パー７２）
　ツアー通算２６勝の片山が、大会初制覇に向けて２打差の４位に順位を上げてきた。６バーディー、２ボギーの６８で回り、前日の６６に続いて２日連続の６０台をマーク。

　「今週はスイングも球筋も素振りも５、６年前のものに戻した」と復調の手応えをつかみつつある。アマチュアの伊藤の首位については「そういうのは関係ない」とわれ関せずの様子だが、「２打差ぐらいがちょうどいい。うまく僕の方に転がってくれればいいね」と逆転を狙う。

　▼１位Ｋ・バーンズ　このコースはパー５で２オンできるから自分のプレースタイルに合っている。あしたも自分のプレーをしたい。（自身初の首位から初Ｖ狙う）

　▼４位松村道央　伊藤君は凄くいいプレーをしていて、途中からは僕らが引っ張られていった感じだった。少し差が開いてしまったので、あしたはどんどんバーディーを取っていきたい。（伊藤、小田孔と同組で回ったが２打差４位に一歩後退）

　▼１３位池田勇太　見てる人は分かると思うけど不満の残る内容。見れば分かるようにバーディーも取れてない。（６９で回るも首位とは６打差で連覇は厳しい状況）