国枝が逆転で4連覇 全米テニス車いすの部

[ 2011年9月12日 09:23 ]

 テニスの全米オープン車いすの部は11日、ニューヨークで行われ、男子シングルス決勝で第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)はステファン・ウデ(フランス)に3―6、6―1、6―0で逆転勝ちし、2007年から4大会連続優勝を果たした。08年は北京パラリンピック開催のため、実施されていない。

 国枝は第1セットを3―6で落とす苦しい展開だったが、第2セットから得意のバックハンドが決まり、1ゲームしか与えなかった。直前の大会で右肘を痛め「状態は良くなかったが、圧倒できて自信を得た」と笑顔。「これが最終ゴールではない」と来年のロンドン・パラリンピックへ意識を高めた。(共同)

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2011年9月12日のニュース