宮本、パット絶好調!コース新62で今季最高3位

[ 2011年9月12日 06:00 ]

17番をパーセーブし、ギャラリーの声援に応える宮本

男子ゴルフツアー トーシン・トーナメント最終日

(9月11日 三重・トーシンレイクウッドゴルフクラブ=7010ヤード、パー72)
 選手会会長の宮本勝昌(39=ハートンホテル)がコースレコードの62で通算18アンダーに伸ばし、18位から今季自己最高の3位に食い込んだ。大会主催者のツアー撤退を示唆する発言を受け、ラウンド後は大会の継続を訴えた。2年間の兵役を終えて今季ツアーに戻ったドンファン(24=韓国)が通算20アンダーで2位に1打差をつけて逃げ切り、4年ぶりツアー2勝目を挙げた。

 18位から出たベテラン宮本はコースレコードの62をマークして3位に入り「30センチから20メートルまでパットが全部入るんだもん」と舌も滑らか。東日本大震災の被害を受けた東北の復興支援に尽力する選手会長は「僕だけじゃなく、それぞれの選手もやってること」と語るにとどめたが、賞金ランク76位に沈んでいただけにホッとした様子だった。
 また、主催者のトーシン・石田信文社長が同一大会を2年以上連続で欠場した選手への罰則強化を求め、ルール改正がされなければツアー撤退を示唆したことには「来年も開催していただきたいです。女子には行かないで。遼も多分、来年は出てくれるはず」と訴えていた。

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2011年9月12日のニュース