大利 日本勢最高の20位「世界の壁は厚かった」

[ 2011年9月1日 06:00 ]

<女子20キロ競歩>20位でゴールする大利

陸上世界選手権第5日

(8月31日 韓国・大邱)
 <女子20キロ競歩>日本勢が目標に掲げた8位入賞ラインに誰も届かなかった。大利久美(富士通)が1時間34分37秒で20位になったのが最高で、川崎真裕美(富士通)は1時間35分3秒で22位。前回大会7位の渕瀬真寿美(大塚製薬)は12キロすぎまで先頭集団に付いていったが、終盤に足がふらついて転倒し、途中棄権した。

 ゴール時の気温は24度ながら、湿度は83%。大利は「世界の壁が想像以上に厚かった」とうなだれた。川崎は「体力、精神面、フォームの全てで差を感じた。また一から出直したい」と落胆を隠せなかった。

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2011年9月1日のニュース