長沢、プレーオフ制し初優勝「プロツアー出たい」

[ 2011年9月1日 06:00 ]

第42回日本社会人ゴルフ選手権関東決勝大会兼第7回関東社会人ゴルフ選手権

(8月31日 神奈川県・箱根CC=7094ヤード、パー71)
 5人がイーブンパーの71で並ぶ大激戦となり、長沢稔(23)がプレーオフ(1人辞退のため4人で実施)を制して初優勝を手にした。シニアの優勝は3オーバー、74で回った西田豊明(63)。シード選手を含む88人が全国大会(15、16日、静岡・太平洋クラブ御殿場コース)の出場権を得た。

 日没間近となったプレーオフ2ホールを連続パーで乗り切り、長沢が優勝トロフィーを手にした。「本当にうれしい。プレーオフは何が起こるか分からなかったので」と会心の笑顔を見せた。山梨学院大ではゴルフ部で活躍。今春卒業して社会人になったことで初参加し、東京会場予選を突破。この日は「アンダーを目標」に回り、難グリーンに苦しみながらもイーブンパーにまとめた。全国大会の優勝者にはプロツアーの三井住友VISA太平洋マスターズの出場権が与えられる。プロを目標にしている長沢だけに「何とかプロツアーに出たい」と初参加での日本一を狙っている。

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2011年9月1日のニュース