視線はロンドンへ…室伏「ハンマーみたい」金メダル手に帰国

[ 2011年9月1日 16:32 ]

男子ハンマー投げの金メダルを手にする室伏広治

 陸上の世界選手権の男子ハンマー投げで初優勝した室伏広治(ミズノ)は1日、帰国後に成田空港で記者会見し「ただただ本当にうれしい。今回はきれいに勝てたし、何かすっきりしたものがある」と、金メダルを首にかけて喜びを語った。

 2004年アテネ五輪はドーピング違反で失格者が出ての繰り上がり優勝だっただけに、すがすがしい表情。「大きくてハンマーみたい」と笑顔でメダルを披露した。

 代表に決まった来年のロンドン五輪に向けても「表彰台に立てるように万全な状態にしたい。すべてをハンマーに込め、金メダルを取るのが目標」と意欲を語った。

 国際オリンピック委員会(IOC)の選手委員に再立候補することについては「自分から志願した。日本として国際舞台での発言力が必要になるし、とても大事なこと」と話した。

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2011年9月1日のニュース