北の湖部屋のパーティーに暴力団の出席なしと結論

[ 2011年8月3日 22:36 ]

 日本相撲協会の暴力団等排除対策委員会は3日、東京・両国国技館で会合を開き、7月24日に名古屋市内のホテルで開催された北の湖部屋の名古屋場所千秋楽パーティーに暴力団関係者が出席したとの情報を審議したが、そうした事実はなかったと結論づけた。

 会合に出席した相撲協会の二所ノ関広報部長(元関脇金剛)によると、情報提供に基づき、会合に北の湖親方(元横綱)を呼んで説明を求めて事実関係を確認した。

 北の湖親方によると、約270人のパーティー参加者に対し、暴力団など反社会的勢力に属していないかチェックした。同親方は「どうしてこういう情報が出るのか分からない」と話した。

 相撲協会は昨年、野球賭博問題などを受けて暴力団等排除宣言を行い、反社会的勢力との関係根絶を推進している。

 ▼北の湖親方(元横綱)の話 全く身に覚えがないことだ。委員会では(暴力団関係者を)絶対に呼んでいないと説明した。来場者の確認はしっかりやったし、どうしてこういう情報が出るのか分からない。

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2011年8月3日のニュース