八百長問題で延期 2親方の引退相撲は来年初場所後に

[ 2011年8月3日 15:59 ]

引退相撲のちらしを手にする元関脇土佐ノ海の立川親方

 大相撲の立川親方(元関脇土佐ノ海)と関ノ戸親方(元小結岩木山)は3日、八百長問題の影響で延期したそれぞれの引退相撲を、ともに来年1月の初場所後に実施することを明らかにした。

 立川親方は2月4日、関ノ戸親方は1月28日に、いずれも東京・両国国技館で行う。2人の引退相撲はともに5月に開催する予定だったが、2月に八百長問題が発覚して早々に延期することを決めていた。

 ポスターを作り直したという立川親方は「周囲に大変迷惑をかけた。今度はこういうことのないように、自分も頑張っていかなければならない」と神妙に話し、関ノ戸親方は「長かった。ようやく準備に動き回ることができる」と、ひと安心した様子だった。

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