14年冬季五輪聖火、宇宙へ…ソチ組織委が発表

[ 2011年7月7日 21:28 ]

 2014年ソチ(ロシア)冬季五輪組織委員会は7日、南アフリカのダーバンで開かれている国際オリンピック委員会(IOC)総会で、大会前の聖火リレーで聖火を人工衛星に乗せて宇宙に運ぶ斬新な計画があることを明らかにした。ロシアは旧ソ連時代の1961年にガガーリンを乗せた世界初の有人宇宙飛行を成功させており、新趣向で国内の五輪機運の盛り上げを狙う。

 アレクサンドル・ジューコフ副首相は「計画の詳細はこれから詰めるが、多くの人が喜んでくれるだろう」と述べた。ソチ五輪の聖火リレーは大会前、130日をかけて国内各地を巡る予定だ。

 08年北京五輪の聖火リレーでは、特殊な器具を使って聖火を保護し、世界最高峰チョモランマ(英語名エベレスト)に登頂した例がある。(共同)

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2011年7月7日のニュース