大手ゴルフ場 負債425億円 プロトーナメント開催 知名度もあったのに…

[ 2011年6月28日 11:48 ]

 ゴルフ場運営大手「福岡センチユリーゴルフクラブ」(福岡市中央区)が、福岡地裁に民事再生法の適用を申請し、監督命令を受けたことが28日、分かった。東京商工リサーチによると、負債総額は約340億円。連鎖して民事再生を申請した関連会社も含めると約425億円となる見込み。

 同社は1990年、福岡県朝倉市にゴルフ場やホテルを備える「福岡センチュリーゴルフ&リゾート」をオープン。

 プロゴルフのトーナメント会場となり、知名度上昇で会員数を伸ばしたが、景気悪化に伴うゴルフ人口の減少などで業績は低迷。会員権の預託金返還訴訟が相次いだという。

続きを表示

2011年6月28日のニュース