高見盛 負け越し昇格!八百長余波で44年ぶり

[ 2011年6月28日 06:00 ]

稲沢市役所を表敬訪問し「きまりまもる」君とポーズをつくる高見盛

名古屋場所番付発表

 八百長問題で17人の関取が追放され、名古屋場所の新番付には“珍現象”が続出した。

 幕内では高見盛と木村山、十両では垣添と荒鷲を含む9人が負け越しながら番付が上がった。7勝8敗で翌場所の番付が上がったのは幕内では67年名古屋場所の清国、陸奥嵐、大雄以来44年ぶり。また6勝9敗の栃乃洋も同じ位置に据え置かれた。

 師匠の東関親方(元幕内・潮丸)らと愛知県稲沢市役所を表敬訪問した高見盛は「プラス思考で考えたい」と神妙。大野市長から「三賞を獲ってください」と激励され「頑張ります」と気合を入れていた。また、木村山も「また幕尻(最下位)ですけど、番付を見てホッとしました。プラスに考えます」と話した。

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2011年6月28日のニュース