シャラポワ5年ぶり8強!暑い気候が味方に?

[ 2011年6月28日 06:00 ]

ウィンブルドンで5年ぶりのベスト8進出を決めたシャラポワ

ウィンブルドン選手権第7日

(6月27日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ)
 女子シングルス4回戦で7年ぶりの優勝を目指す第5シードのマリア・シャラポワ(24=ロシア)が第20シードの彭帥(25=中国)を6―4、6―2で下し、5年ぶりにベスト8に進出した。3連覇を狙ったセリーナ・ウィリアムズ(29=米国)は3―6、6―7で第9シードのマリオン・バルトリ(26=フランス)に敗れた。3回戦で土居美咲(20=ミキハウス)を下したザビーネ・リシキ(21=ドイツ)らが8強入りした。

 気温30度を超える暑さの中、シャラポワは尻上がりに調子を上げ「まるでフロリダみたいだった。こんな気候に慣れていることが助けになった」と笑った。第1セットはほぼ互角の立ち上がり。だが、体重を乗せた力強いストロークで4―4からの第9ゲームをブレークして同セットを奪うと、彭帥のミスが増えた第2セットは圧倒した。NBAの選手で昨秋婚約したブヤチッチ(スロベニア)の目の前で快勝。「一歩一歩前進している」と手応えを口にした。

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2011年6月28日のニュース