bj、全日本出場を辞退…外国選手数の違いなど理由に

[ 2011年6月8日 19:28 ]

 バスケットボール男子のbjリーグが、日本協会から来年1月の全日本総合選手権の出場枠「2」を与えられたにもかかわらず、出場辞退を申し出ていることが8日、明らかになった。日本協会の理事会で報告された。

 bjリーグ側は、同リーグでコートに同時に立てる外国人選手が原則3人なのに対し、全日本総合では1人である点などを辞退理由に挙げた。同リーグの阿部達也取締役は「外国人選手の数が違うと(プレーで)困難を極めるといった意見が(加盟チームから)出た。出場するならリーグの日程も変更しなければならない」と説明した。

 これに対し、日本協会の伊藤善文副会長は「外国人がコートに1人しか立てないことは大会要項で前々から周知している。参加できない理由としてはおかしい」と述べ、再検討を求めた。

 日本協会は昨年、bjリーグを公認し、全日本総合選手権出場や同リーグ選手の日本代表入りに門戸を開いた。

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2011年6月8日のニュース