ホートン負傷に燃えた!ブルーインズ圧勝で初勝利

[ 2011年6月8日 06:00 ]

頭部を固定して運ばれるボートン

NHLスタンレー杯決勝第3戦 ブルーインズ8-1カナックス

(6月6日 ボストン)
 NHLスタンレー杯決勝は6日、ブルーインズが地元ボストンでカナックスに8―1で圧勝。3戦目で初勝利を挙げた。試合では開始早々の5分にアクシデントが発生。ブ軍FWネイサン・ホートン(26)がカ軍DFアーロン・ローム(27)の激しいチェックを受けて頭部を強打し、意識を失って病院に搬送された。しかしブ軍はこれをきっかけに猛攻を開始。リーグ最年長選手のFWマーク・レッキ(43)の2ゴールなどでカ軍を粉砕した。

 カナックスのロームに肩から突き上げられたブルーインズのホートンは、氷上で頭を打って倒れ込んだ。1万8000人の地元ファンは沈黙。今季チーム2位の26ゴールを挙げている右ウイングは担架で運び出され試合は一時中断した。しかし第2Pからはゴール・ラッシュ。2ゴールを挙げたレッキが「みんなでホーティー(ホートン)のためにプレーしようと声を掛け合った」と語ったように、チーム一丸となって好守のGKルオンゴに襲いかかった。第2戦まで計2ゴールだったが第3戦は8ゴール。気迫でもぎとった勝利となった。

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2011年6月8日のニュース