ウッズ　16年連続の全米オープン欠場「その先のことに集中したい」

　男子ゴルフのスター選手、タイガー・ウッズ（米国）は７日、左膝などの故障のため、１６日に開幕するメジャー第２戦の全米オープン選手権を欠場することを明らかにした。ウッズは１９９５年から昨年まで１６年連続でこの大会に出場し、３度優勝している。

　ウッズは５月１２日のプレーヤーズ選手権の第１ラウンドで途中棄権。痛めた古傷の左膝やアキレスけんの回復に努めていた。自身の公式サイトで「プレーはできるかもしれないが、故障を悪化させるリスクを伴う。残念だが、その先のことに集中したい」とコメントし、３０日開幕のＡＴ＆Ｔナショナルや全英オープン選手権など残りのメジャー大会には出場意欲を示した。

　ウッズは２００９年のオーストラリア・マスターズ以来優勝がなく、世界ランキングは１５位まで落ち込んでいる。（共同）