野球賭博事件公判 元大嶽親方出廷「金要求された」

[ 2011年6月8日 06:00 ]

 大相撲の野球賭博事件で、恐喝罪などに問われた元力士古市満朝被告(39)の公判が7日、東京地裁(登石郁朗裁判長)であった。

 元大関・琴光喜が8000万円を要求された場に同席した元大嶽親方(元関脇・貴闘力)が出廷。「金を要求された。マスコミに野球賭博をばらされると人生が終わってしまうと思った」と証言、事件については「全部忘れたい」と述べた。また、弁護側はこの恐喝事件に至った経緯を尋ねたが、元大嶽親方は「覚えていない」と繰り返した。

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2011年6月8日のニュース