都内の礼拝堂でワンジルさん「しのぶ会」

[ 2011年6月5日 06:00 ]

亡くなったサムエル・ワンジル選手を「しのぶ会」に参列した、交流のあった選手や指導者ら

 北京五輪男子マラソン金メダリストで5月にケニアで死去したサムエル・ワンジルさんを「しのぶ会」が4日、東京都内の礼拝堂で開かれ、故人と交流の深かった選手や指導者ら約40人が参列した。

 仙台育英高時代に指導した渡辺高夫氏は「本当に彗星(すいせい)のように現れ、彗星のように去ってしまった。五輪2連覇、3連覇も可能だった。ケニアで生まれ、日本で育った偉大なランナーの魂は永遠に生き続けるだろう」とあいさつ。同高の後輩の絹川愛(ミズノ)は「憧れの先輩だった。魂を受け継いで走りたい」としんみり語った。

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2011年6月5日のニュース