蒼国来は弁護士3人…退職金529万受け取りも拒否

[ 2011年4月15日 06:00 ]

蒼国来は目を潤ませながら潔白を主張

大相撲八百長問題

 解雇された元蒼国来は3人の弁護士を伴って会見し「一切、八百長は取ったことはない。それを裁判で明らかにしていきたい。まげを切るつもりはない」と怒り口調で話した。

 理事会で支給が決まった529万円の退職金は受け取らないことを表明。調査委員会からは4度聴取を受けたが、一方的に「クロ」と決めつけられたうえに、反論を聞き入れてはもらえなかったという。

 同席した小松初男弁護士は「(弁護士の)3人の間で方策をまとめていないので、あと1、2週間でじっくりと対策を練っていきたい」と説明。今後は法的措置を講じる意向で、八百長相撲を取った相手とされた前竹縄親方(元幕内・春日錦)らの証人申請を視野に入れていることも明かした。

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2011年4月15日のニュース