佐渡ケ嶽親方謝罪 実行委員長「本来の姿に戻ればいの一番に名乗りを」

[ 2011年2月14日 17:48 ]

日本相撲協会の地方巡業中止について謝罪する佐渡ケ嶽親方(左)

 八百長問題で日本相撲協会が今年の地方巡業を中止したのを受け、担当の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)が14日、夏巡業を8月6日に予定していた山形県大江町を訪れ、関係者に謝罪した。

 親方は町役場で実行委員会の関係者らと会談。「ご迷惑をお掛けした。今後、このような問題が起きないよう全力を挙げる」とわびた。実行委の若月孝委員長(同町商工会会長)は「中止になって残念だという町民が大半。協会が本来の姿に戻った際には、いの一番に名乗りを上げたい」と応えた。

 同町の巡業は、力士約200人が参加予定で、実行委は約2500人の人出を見込んでいた。本来なら14日に正式契約の予定だったが、今年の地方巡業中止が決まった6日に、協会から中止の申し入れがあったという。

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2011年2月14日のニュース