日本は葛西の11位が最高、フロイントV

[ 2011年1月15日 19:46 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ札幌大会第1日は15日、札幌市大倉山(HS134メートル、K点120メートル)で個人第14戦を行い、日本勢は葛西紀明(土屋ホーム)が115・5メートル、109メートルを飛び、196・8点で11位となったのが最高だった。

 1回目5位だったセベリン・フロイント(ドイツ)が2回目に129メートルを飛び逆転し、249・6点でW杯初勝利を挙げた。個人総合首位に立つトーマス・モルゲンシュテルン(オーストリア)は2度とも124・5メートルで2位に入り、アダム・マリシュ(ポーランド)が3位。

 竹内択(北野建設)が14位、栃本翔平(雪印)が15位。伊東大貴(雪印)は18位に沈んだ。湯本史寿(東京美装)は27位だった。

 16日に第15戦が行われる。

 ▼栃本翔平の話 1回目は条件が良かったが、2回目で順位を落として悔しい。(世界のトップには)技術的な面ですべて劣っている。

 ▼葛西紀明の話 難しいですね。1回目はいいジャンプだったが、2回目は失敗した。うまくいけば(世界の強豪がそろった中で)トップ10に近い位置にはいけると思う。

 ▼湯本史寿の話 風が目まぐるしく変わったが、こういう状況でも飛べないといけない。このメンバーでの試合ならば全然駄目だと思う。自分のジャンプができるのが必要。

 ▼竹内択の話 きょうはそこそこ、60点ぐらいかな。ある程度しっくりきた。もう少し練習すれば徐々に良くなると思う。失敗しても経験を積めればいい。

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2011年1月15日のニュース