琴奨菊“楽しまんかい!”精神で稀勢の里撃破

[ 2011年1月15日 06:00 ]

琴奨菊に寄り切られる稀勢の里

大相撲初場所6日目

(1月14日
東京・両国国技館)
 琴奨菊が稀勢の里との日本人関脇対決を制した。鋭く踏み込み、左差し、右おっつけで一気に土俵際へ。一度は残されたが焦らず体勢を整えて寄り切った。

 「考えた通り、いい相撲が取れました」と頬が緩んだ。初黒星を喫した5日目に師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)から“楽しまんかい!”とハッパをかけられた。「勝っても負けても楽しもう」とリラックスできたことが勝因の一つとなった。

続きを表示

2011年1月15日のニュース