攻守でリズム!レイカーズタイ勝!最終戦へ

[ 2010年6月17日 06:00 ]

シュートをするレイカーズのブライアント

 【NBAファイナル第6戦】ロサンゼルスに戻ったレイカーズが89―67でセルティクスに大勝して3勝3敗とした。攻守両面でリズムが戻り、勝負は17日に行われる最終戦にもつれ込んだ。ファイナル第7戦が行われるのはスパーズがピストンズを下した05年以来、通算17回目。セ軍は先発センターのケンドリック・パーキンス(25)が第1Qに右ひざを痛めて退き、最終戦に不安を残した。

 敵地で連敗して崖っ縁に追い込まれたレイカーズが、ホームで息を吹き返した。3点シュートを3本決めたアーテスト、あとアシスト1つでトリプルダブルだったガソル、そして計25得点を稼いだベンチ勢。ブライアントに集中していた攻撃は分散され、守備面でも粘りを見せた。

 2勝3敗からの逆転制覇は現行のプレーオフ形式になってからは2回のみ。セルティクスと対戦した過去のファイナル第7戦は4戦全敗と、依然として不利なデータと直面しているが「このディフェンスとエネルギーを最終戦に持ち込むんだ」とブライアントは目を輝かせた。

 ブルズ時代を含めて過去10回優勝しているジャクソン監督にとっては大舞台で初めて経験する7戦目。「もう監督の問題じゃない。あとは誰がコートで力を発揮するかだ」と、選手たちにもうひと頑張りを促していた。

 ▼セルティクス・リバース監督 選手がお互いを信頼していなかった。個人プレーに走りすぎていた。でも最終戦では必ず良くなる。

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2010年6月17日のニュース