文科副大臣 相撲協会の公益法人取り消しには否定的

[ 2010年6月17日 17:33 ]

 鈴木寛文部科学副大臣は17日、大相撲の力士が賭博に関与していたことをめぐり、同省が所管する日本相撲協会について「国技として特別な位置付けの事業展開をしている。公益法人でなくなって相撲事業を続けることは想定しづらい」と述べ、公益法人の許可取り消しに否定的な考えを示した。定例の記者会見で質問に答えた。

 鈴木氏は「真に公益的で社会に何ら恥じることのない事業体にするため、最大限の努力を尽くしてもらう以外に道はない」と強調。相撲協会が16日に設置を決めた外部有識者の第三者チームが主導し、徹底的な調査を実施するよう求めた。

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2010年6月17日のニュース