ミス連発で敗戦…日本　フィジーに９連敗

　ラグビーのパシフィック・ネーションズ杯は１２日に開幕し、世界ランク１５位の日本は同１０位のフィジーにアウェーで８―２２と敗れた。フィジーには９連敗で通算２勝１０敗。１９日にはサモアで同１２位のサモアと対戦する。

　来年のＷ杯で対戦するトンガも出場する大会で全勝を目指していた日本が初戦で出はなをくじかれた。カーワン・ヘッドコーチは「良いアタックをしても、ゴールライン前で個々のミスが大変多かった」と悔しがった。昨年の対戦は３９―４０の逆転負け。１６年ぶりの勝利を誓って臨んだが、敵陣２２メートルライン内に何度も攻め込みながら相手の激しいプレッシャーでノックオンなどミスを連発した。ＳＯウェブも前半２９分にゴール正面約３０メートルなどＰＧを３本外した。「サモア戦に向けてミスをなくし、試合に臨みたい」とＮｏ・８菊谷主将。力がきっ抗する相手にはチャンスで確実に決めなければ勝てない。