強風に泣いた…宮里藍1差及ばず予選落ち

[ 2010年6月13日 06:00 ]

77位で予選落ちした宮里藍

 USLPGAツアーのステートファームクラシック第2日は11日、イリノイ州スプリングフィールド パンサークリークCC(6746ヤード、パー72)で行われ、初日88位と出遅れた宮里藍(24=サントリー)は4バーディー、3ボギーの71と粘ったが、通算1アンダーの77位でカットラインに1打及ばず、今季2度目の予選落ちを喫した。初日9位の宮里美香(20=フリー)は75と崩れ、通算2アンダーの61位で辛くも予選を通過。66で回ったM・J・ハー(20=韓国)が通算12アンダーで単独首位に躍り出た。(スプリングフィールド・宮下幸恵通信員)

 湿気を含んだ重たい強風の中、パーオンできたのは8ホールだけ。宮里は苦しいラウンドを小技でしのぎ、上がり3ホールで2バーディーを奪ったが、巻き返すのが遅かった。予選カットラインに1打届かず、まさかの予選落ち。「きのう流れをつくれなかったのが響いた。これでダメならしようがない」と結果を受け入れた。
 今季は3勝を挙げる一方、予選落ちは4月のクラフト・ナビスコ選手権に続いて2度目。好不調の波も大きく「トップ10に何度入っても勝ちに届かなければ意味がない。1試合ごとでどのように整理をつけて次につなげていくか。後半はいいフィーリングをつかめたので来週につなげたい」と切り替えていた。

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2010年6月13日のニュース