内村&鶴見がともにトップ守った

[ 2010年6月13日 06:00 ]

初日首位に立った内村航平のつり輪の演技

 体操のNHK杯兼世界選手権代表決定競技会第1日は12日、東京・国立代々木競技場で男女の個人総合1回目が行われ、男子は内村航平(21=日体大)が2次選考会の持ち点との合計183・3点で、女子は鶴見虹子(17=朝日生命ク)が合計116・125点で、ともにトップを守った。

 また、男子の田中和仁(25=徳洲会)が6位、妹の理恵(23=日体大大学院)が3位につけ、史上初の兄妹代表に前進した。10月の世界選手権(ロッテルダム)は男女各6人が出場する。
 ≪田中兄妹が史上初兄弟代表へ≫田中兄妹が世界選手権同時出場に近づいた。昨年の世界選手権種目別平行棒銅メダルの兄・和仁は2次選考会の全日本選手権では14位と出遅れたが、痛めていた左足首が回復して6位まで急浮上。昨年代表を逃した3位の妹・理恵は、2位の14歳・谷口が年齢制限で代表資格を有していないため、代表争いでは2番手にいる。美人選手としても注目を集める理恵は「昨年悔しい思いをしたので、成長した自分を見せたい」と意気込んだ。

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2010年6月13日のニュース