「カーワンのスピーチ」が世界を黙らせた?

[ 2009年5月14日 06:00 ]

プレゼンテーションを終え、会見する森喜朗・日本ラグビー協会会長(右)とジョン・カーワンヘッドコーチ

 ラグビーの2015年または19年のW杯開催を目指す日本協会は13日、アイルランド・ダブリンでの国際ラグビーボード(IRB)理事会で招致プレゼンテーションを行い、アジアの代表として初のW杯開催を訴えた。プレゼンには森喜朗会長、ジョン・カーワン日本代表ヘッドコーチらが出席。質疑応答で質問は出ず、森会長は「パーフェクトと感じられたのか、カーワンのスピーチに感動したからか」と満足感を漂わせた。開催案では東京2、横浜、札幌、大阪、仙台、福岡、愛知、神戸にシンガポール、香港を加えた計11カ所が会場候補。両大会の招致にはイタリアと南アフリカ、15年大会のみイングランドも立候補しており、開催地は7月28日のIRB理事会で決定する。

 ▼ジョン・カーワン日本代表ヘッドコーチ 日本の招致は前回(11年W杯招致)の敗北から多くを学んだ。ラグビーはアジアに門戸を開き、真の世界的なスポーツになるべきだ。

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2009年5月14日のニュース