横審が本場所総見 場所直前のゴルフに苦言

[ 2009年5月14日 20:46 ]

 大相撲の横綱審議委員会(横審)が夏場所5日目の14日、両国国技館を訪れ、東京開催場所恒例の本場所総見を行った。

 場所が始まる2日前に白鵬、朝青龍が他のモンゴル人力士と一緒にゴルフに興じたことについて、鶴田卓彦委員長は「良くないな。徒党を組んで行くのは不謹慎だ」と苦言を呈した。ただ、既に武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)が両横綱を呼んで厳重注意したため、横審としてのアクションは起こさないという。
 沢村田之助委員は「外国の方は日本人と感覚が違う。それだけに各部屋の親方に、もっと厳しくしてほしい」と注文を付け、石橋義夫委員は「相撲道のルールがある。それを教えてやらなきゃいけない」と話した。

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2009年5月14日のニュース