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本田圭佑「サッカーも捨てたもんじゃない」 モロッコ代表指揮官を評価「勝ち負けを超えた何かを感じた」

[ 2022年12月23日 22:15 ]

本田圭佑
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 サッカー元日本代表MFの本田圭佑(36)が23日放送のABEMA「本田圭佑が見るFIFAワールドカップ決勝~世界中が熱狂する至高の戦い~」(23日午後9時~)に出演。番組ではアルゼンチン―フランス戦の決勝当日にインタビューした様子を公開した。

 カンボジア代表の実質的監督を兼ねたGMの契約を23年まで延長している本田は試合を指導者としての立場からも観戦すると明かし「結構僕は日本がクロアチアとやったこともあって、クロアチアの監督の采配を何試合か見て思ったのはちょっと微妙やなっていう…。逆にモロッコの監督すごい良い。やってるサッカーや交代の仕方もそうですし、モロッコ人の特徴を生かしたサッカーを作ったなという印象を受けましたね」とモロッコ代表のレグラギ監督を評価。

 続けて「このW杯(決勝戦を除き)一番いい試合は間違いなくフランス対モロッコ戦。ダントツでしょ。(手の内が)オープンな試合をこのレベルで勝ち負けが重要なW杯で見れるってなかなかないんですよね。普通に考えて格下側が受けて立つのは部が悪い。それを受けて立ったのがモロッコ。むしろモロッコの方がガンガン行って、おいおいフランスやられんちゃうかみたいな。あれで行ってハイレベルになったり勝利の重要性が高まるほど、あれは選ばない。それが見れたんでサッカーも捨てたもんじゃないなと。勝ち負けを超えた何かをやっぱり僕は感じます。美学ですよ」とアフリカ勢初の4強進出を果たしたモロッコ代表が0―2と敗れた準決勝フランス戦に触れ、その戦いぶりの凄さを熱弁した。

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