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JFL鈴鹿コーチ&トレーナー総辞職 三浦監督パワハラ問題でクラブのガバナンスに不信感

[ 2022年12月23日 04:00 ]

鈴鹿・三浦監督
Photo By スポニチ

 三浦泰年監督のパワハラ問題に揺れるJFL鈴鹿ポイントゲッターズのコーチとトレーナー全6人が、今季限りで退団したことが22日、分かった。関係者によると契約満了ではなく、クラブのガバナンス(組織統治)体制への不信感が募った“抗議の辞職”という。

 クラブは6月に西岡保之前オーナーの影響力を排除するために、西岡氏が持つ全株式98・5%を第三者へ譲渡することで合意。だが9月に三浦監督の契約を3年延長した際には、西岡前オーナーが関与するなど、実態は変わっていないという。また三浦監督の親族を強化スタッフに入閣させた私物化も疑問視されているもようだ。

 三浦監督については、11月にクラブがまとめた社内調査報告でパワハラ行為が認められたが、外部調査が進まないことなどを理由に一部選手らが日本サッカー協会(JFA)に内部告発。それを受け、現在、JFLが調査に動き出した。ガバナンス改善などが条件となっていた「百年構想クラブ資格」の再取得申請はできず、将来的なJリーグ入りも暗礁に乗り上げている。

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2022年12月23日のニュース