吉田麻也「おっさんCBは全然ダメと批判あった」　ドイツ戦は「絶対見返してやるぞ!って思ってた」

W杯カタール大会1次リーグ初戦、ドイツを撃破し喜ぶDF吉田主将（22番）ら日本代表イレブン（AP）
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　サッカーFIFAワールドカップ（W杯）カタール大会で16強入りした日本代表主将のDF吉田麻也（34＝シャルケ）がTOKYO　FM「TOKYO　TEPPAN　FRIDAY　supported　by　Ginza　Sony　Park」（金曜後15・00）に出演。サッカー解説者の中西哲生氏（53）と対談した。

　中西氏は今大会を振り返り「ある程度自分がやるべきことができたという感覚ですかね?」と質問。吉田は「いや、自分がやりたかったもう一個先にいけなかったとういう感覚の方がもちろん強いですし、それは選手なので当たり前だと思います。ただ、前回のベスト16とは全く別モノだということも間違いないので、そこのところはある程度の評価はもちろんあっていいと思うんです。ですが、ベスト8に行けなかったのはナゼかということをもっと突き詰めてこれから4年間、僕個人も他の選手たち、Jリーグ協会も考えていかなければならないでしょう」と答えた。

　これに中西氏は「（8強への）ヒントはもらえた?」と質問。吉田は「ヒントはめちゃくちゃあると思いますね」と具体的には語らなかったが“手応え”をつかんだ様子だった。

　次に吉田は1次リーグ初戦のドイツ戦で勝利した瞬間の気持ちを聞かれ「いやーもうこのためにドイツに行った（移籍した）といっても過言ではないので。自分のチーム選びで。シャルケという2部から1部へ上がってきたチームで間違いなく苦しくなるぞと。実際に前半戦はほとんど勝てなくて、毎試合めちゃくちゃ叩かれるわけですよ。シャルケ自体は2部から上がってきたチームですけども歴史的にはすごく大きなクラブなので（サポーターの）見る目も肥えているしプレッシャーもあるし、そんな中でおっさんのセンターバック（CB）取ってきて全然ダメじゃないかという批判があるわけですよ。でも僕は、心の中で絶対コイツら見返してやるぞ!って思ってたんで、それが出来たのがメチャクチャ嬉しかったですね」とコメント。

　今季15試合を消化し最下位と低迷するドイツ1部シャルケの後半戦での巻き返しに向け、闘志を燃やしていた。