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4連敗で最下位転落の京都・チョウ貴裁監督「チームの現在と未来を考えた場合…」今後の指針言及

[ 2024年5月16日 18:36 ]

チームの現状について話す京都・チョウ貴裁監督
Photo By スポニチ

 計11失点で4連敗を喫し、最下位に転落した京都のチョウ貴裁監督が16日、今後の戦い方に言及した。浦和戦から一夜明け、帰京し約1時間30分の練習。「選手が自信をなくしちゃうような現象の時、監督の俺が何を示していくかが凄く大事になる」と次戦・広島戦(19日)以降を見据えた。

 現状は「良い時間帯で点が取れなくて、流れが相手に渡ってしまった時に我慢しきれない状況」と分析。直近4試合は前半で失点をする展開が続き「前半は0―0で良いから(チームの)重心を少し後ろに置いて凌いでいくやり方もある」と認める。だが「チームの現在と未来を考えた場合、その両面で良いとは思わない。だから微調整しながら詰めていく」。強度を高く保ち、試合開始から積極的に戦うコンセプトは変えないつもりだ。

 「理想論に聞こえるかもしれないけど、目指すものがある。打開して積み上げていかなきゃいけない。J1で最下位になったのも(就任)4年間で初めてだけど、乗り越えていく材料としていかないといけない」。4―3―3システムについても「今いる選手が力を出すためにはこの形が良いかなと思ってやっているだけ。負けていたらシステムとかメンバー変更とかの議論になってくると思うけど、毎日見ているのは俺たち」と口にした。

 ボールの奪いどころの整理やゴール前でのクオリティー向上など改善点は多々ある。ただ現状打破のために、守って勝ち点を拾いにいく戦い方はしない。

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