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川崎F 三笘弾でJ記録21戦不敗並ぶ!ダブル偉業達成へ12日仙台戦

[ 2021年5月11日 05:30 ]

川崎FのFW三笘薫
Photo By スポニチ

 リーグ連覇を目指す川崎Fは12日、ホームで仙台と対戦する。U―24日本代表MF三笘薫(23)は昨年7月26日のホーム湘南戦でプロ1号を決めて以降、ゴールした試合は15戦全勝。1号からの連勝記録は元日本代表FW三浦知良(54=横浜FC)の25に次ぐ歴代2位タイにつけている。チームにJ1最多タイの21戦不敗が懸かる一戦で、J屈指のドリブラーが花を添える。

 決めれば必ず勝つ。チームの不敗記録が懸かる一戦。大きな期待を背負うのが、日本屈指のドリブラーに成長した三笘だ。プロ1年目の昨季は、自らゴールを決めた試合は11戦全勝。さらに今季も記録を伸ばし、15連勝でJ1歴代2位タイにまで浮上した。

 過去の最多はJリーグ元年となる93年から94年にかけてカズがV川崎(現J2東京V)で達成した25連勝。三笘にとっての仙台戦は、20年以上も色あせなかったレジェンドの金字塔にスポットを当て、また一歩近づくチャンスといえる。先月29日、今月4日と異例の連戦となった名古屋との首位決戦。チームは連勝を飾り、三笘も2戦目にアシストを記録。それでも無得点に「もっと攻撃で違いを出さないといけないと思っている」と課題を口にした。次はギアを上げた背番号18のプレーに期待は高まる。

 チーム記録も懸かる。8日のG大阪戦に2―0で勝利し、昨年11月25日のG大阪戦から続く不敗記録はクラブ新の20戦に伸びた。次戦で引き分け以上なら、12年から13年に大宮がマークしたJ1最多の21に並ぶ。12日は日本サッカー界期待のドリブラーの歴代単独2位となる連勝記録弾と、最強チームの不敗神話継続のダブル偉業に注目だ。 

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