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森保監督 イニエスタ契約延長に「日本のサッカーの発展と認知度アップに貢献」

[ 2021年5月11日 14:54 ]

男子サッカー日本代表の森保一監督
Photo By スポニチ

 日本代表と東京五輪代表を指揮する森保一監督(52)が11日にオンライン取材に応じ、神戸との契約を更新することを発表した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)について「凄く大きく日本のサッカーの発展と認知度アップに貢献してくれている人」と感謝した。

 イニエスタは18年夏にバルセロナから完全移籍で神戸に加入。19年途中からは主将に就任し、20年1月にクラブ史上初のタイトルとなる天皇杯制覇に貢献した。同年12月に右太腿の手術を受け、今年5月1日の広島戦で142日ぶりに戦列復帰した。

 37歳の誕生日に契約更新を発表した世界的MFについて、指揮官は「まずあの凄い技術力というか想像力というか。“そんなところ見ているの”、“そんなこと考えているんだ”ということを、いともたやすくプレーできる。曲芸のようなトリッキーなことではなくて技術と判断力を磨けばこうなるんだというのを示してくれている」と話し、イニエスタのプレーがピッチ上の選手だけでなく、観戦する人々にまで与える影響力の大きさについて言及。イニエスタ目当てに対戦相手のホームゲームの観客動員まで増える経済効果にも触れ、「イニエスタが来ることによって日常の中でいろんな話題になったりする。日本のサッカーの認知度を上げてくれた選手かなと思います」と語った。 

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2021年5月11日のニュース