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ハリルJ「デュエル不足」浮き彫り…豪戦以降ボール奪取率減少

[ 2017年10月14日 05:30 ]

ハイチ戦前の会見で「デュエル」で勝つことを要求したハリルホジッチ監督
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 米国のスタッツ社の集計で、ハリルジャパンの「デュエル」不足が浮き彫りとなった。W杯出場決定後初めての国際親善試合で苦戦した日本代表は、ハリルホジッチ監督が「デュエル」の言葉で強調してきた1対1での強さや厳しさを欠いたことがデータで裏付けられた。

 8月にW杯出場を決めたオーストラリア戦(○2―0)で、日本のボール奪取が1選手平均9・1回だったのに対し、6日のニュージーランド戦(○2―1)は7・8回、10日のハイチ戦(△3―3)は6・1回に減った。同様に1対1の競り合い(空中戦を除く)の回数もオーストラリア戦の平均3・9回からハイチ戦は2・1回まで減少。対人プレーの迫力不足が、低調な試合の一つの要因となった。

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2017年10月14日のニュース