日本　最下位チームに追いつかれドロー　福岡主将「これがＷ杯だなって感じさせられました」

Ｕ―１７Ｗ杯１次リーグＥ組   日本１―１ニューカレドニア （ 2017年10月14日    インド・コルカタ ）

　圧倒的にボールを支配しながらＥ組最下位のニューカレドニアに追いつかれて１―１のドロー。通算１勝１分け１敗の同組２位で決勝トーナメント進出は決めた日本だったが、指揮官は渋い表情だった。

　「得るものは主力の選手を休ませることができたっていう、それだけだったかなと思います」と森山監督。「ちょっと厳しいゲームで、ミスも多かったですし、日本らしい戦いが全くできずにちょっと不本意だったかなと思います」と１―２で敗れた１１日のフランス戦から先発９人を入れ替えて臨んだ１戦を悔しそうに振り返った。

　それでも試合前に勝ち点３で並んでいたホンジュラスが１―５でフランスに敗れたため、Ｅ組２位通過が決定。主将のＭＦ福岡（京都Ｕ―１８）は「この試合を勝って勢いよく行きたかったんですけど、これがワールドカップだなって感じさせられました」と悔やみながらも「負けてはないんで、ここでしっかり切り替えて次の試合に向けていい準備をしていきたい」と前向きに話した。