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横浜 イッペイ&遠藤が初先発「良いプレーもあった」

[ 2017年10月14日 18:05 ]

明治安田生命J1リーグ第29節第1日   横浜1―1大宮 ( 2017年10月14日    日産ス )

 横浜はホームで大宮と1―1で引き分けた。その中で、MFイッペイ・シノヅカ(22)は8月の加入後初めて先発し、前節のG大阪戦でプロ初ゴールのDF遠藤渓太(19)も今季初先発を果たした。

 日本人の父とロシア人の母を持つシノヅカは5月までロシア1部スパルタク・モスクワのリザーブチームでプレー。持ち味はスピードを生かしたドリブルで、「結果は見せられなかったが、良いプレーはあった」と先発デビュー戦を振り返った。スパルタク・モスクワでは2月頃から試合に絡んでおらず、「試合感や体力を取り戻すという意味でも先発で出たい」と熱望していた。念願がかなったこの日は得点やアシストこそなかったものの「良い部分もあったと思う。今後は自分が欲しい状況でボールがもらえるように、要求していきたい」。周囲との連携を深めて結果に結びつけていく考えだ。

 遠藤は本職はサイドハーフながら、金井、松原が負傷離脱している事情から右サイドバックで先発。前半18分の失点シーンは自身の右サイドからクロスを放り込まれたものだったこともあって「防ぎようがあった」と対応を反省したが、後半は4本のシュートを放つなど攻撃参加で存在感を示した。次節は首位鹿島とのホームゲーム。先発定着へ試行錯誤を続ける19歳は「鹿島に自分がどれだけ通用するか試したい。勝って、優勝争いやACL争いに挑みたい」と表情を引き締めた。

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2017年10月14日のニュース