久保くん決勝Ｔへ“温存”仏戦から中２日、疲労考慮し入れ替え

Ｕ―１７Ｗ杯１次リーグＥ組・最終戦   日本―ニューカレドニア （ 2017年10月14日    コルカタ ）

１４日のニューカレドニア戦への練習でボールの行方を見るめる久保（中央）
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　Ｕ―１７Ｗ杯インド大会１次リーグＥ組２位のＵ―１７日本代は１４日、ニューカレドニアと同組最終戦を戦う。１３日に前日練習をこなしたチームは先発９人を入れ替え、ターンオーバーを敷くことが濃厚。サブ組で調整したエースＦＷの久保（ＦＣ東京Ｕ―１８）はベンチスタートで決勝トーナメントへ“温存”される可能性が高まった。

　第２戦のフランス戦から飛行機移動を含め中２日の過密日程。森山監督は「試合に飢えている選手がいる。勝利が必要な重圧の中で“俺がキープレーヤーだ”というのを見せてほしい」と総力戦の構えだ。久保は２試合にフル出場しただけに、既に２敗のニューカレドニア戦はベンチで待機する見込み。勝てば２位通過で飛行機移動なしで決勝トーナメント初戦に臨むことが確実だけに、仲間たちに思いを託す。

　全ては決勝トーナメントの舞台で輝くため。「チームとしても個人としても結果を残したい」と語る１６歳の天才は、次の出場に向けて静かに準備を進めていく。