×

鹿島 退任の石井監督がメッセージを発表「感謝の気持ちでいっぱい」

[ 2017年5月31日 18:28 ]

鹿島の石井監督
Photo By スポニチ

 鹿島は31日、石井正忠監督(50)を解任し、後任監督に大岩剛コーチ(44)を就任する監督交代人事を発表。それを受け、チームを去ることになった石井監督がクラブの公式フェイスブックを通じてコメントを発表した。

 「鹿島アントラーズに関わる全ての皆さまへ」と切り出した石井監督は「今季において最大の目標であったAFCチャンピオンズリーグのタイトルを獲ることができなかったこと、また、思うようなチーム作りができなかった事を大変申し訳なく思います」と陳謝。「今シーズンにおいても常に勝利を重ねて優勝を目指す『強いチーム』そして、多くの皆様から支えられるような『愛されるチーム』を築こうと努力してきましたが、私の力不足で皆様のご期待に応えることができませんでした」と続けた。

 そして、チームに関わるすべての人々に「素晴らしい経験をさせていただきました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝の言葉を並べ、「私自身はシーズン途中でこのクラブを去ることとなりましたが、どうかこれからも鹿島アントラーズを応援し続けていただければ幸いです。長い間、本当にありがとうございました」と惜別のメッセージを送った。

 石井監督はトニーニョ・セレーゾ氏の後を受けて2015年7月に就任。昨季はJ1年間優勝を果たし、今年元日に決勝戦が行われた天皇杯でも優勝と2冠を達成。昨年12月にはクラブW杯準優勝に輝き、15年のナビスコ(現ルヴァン)杯も含め2年間で3つの国内主要タイトルを手中にしたが、30日にはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦敗退が決まり、8強入りを逃していた。

続きを表示

2017年5月31日のニュース