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浦和 ”暴言騒動”森脇V弾で逆転8強 延長戦の末、日韓対決制す

[ 2017年5月31日 22:10 ]

<浦和・済州ユナイテッド>延長後半、ゴールを決める浦和・森脇
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 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は31日、決勝トーナメント1回戦第2戦が行われ、第1戦を0―2で落とした浦和はホームの埼玉スタジアムで済州(韓国)と対戦。逆転進出には3点差以上の勝利が必要という厳しい条件で臨んだ1戦を延長戦の末に3―0で制し、2008年以来9年ぶりのベスト8進出を決めた。

 浦和は前半18分、柏木の左FKにゴール前で合わせた興梠が高さのあるヘディングシュートを放ち、右ポストをはじいたボールがゴールネットを揺らし先制。同31分には李の左足でのミドルシュートが左ポストを叩く場面もあったが、直後の同33分に李が興梠の浮き球パスに反応してペナルティーエリアに進入し、左サイドの角度のないところから左足でゴールを決めた。

 この時点で2戦合計2―2と振り出しに戻した浦和は後半に入っても攻撃の手を緩めず。だが、決め切ることができずに勝負は2戦合計2―2のまま延長戦へ。そして迎えた延長後半9分だった。途中出場していた高木の左クロスを森脇が右足で決め、ついに待望の3点目をゲット。J1リーグ鹿島戦の”暴言騒動”でリーグ戦では2試合出場停止処分を受けた森脇の劇的な決勝弾となった。

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