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川崎F 4発圧勝で逆転首位突破!憲剛、復帰即2アシスト

[ 2017年5月9日 21:22 ]

<川崎・イースタンSC>前半、川崎F・中村は軽快な動きを見せる
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 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は9日、各地で1次リーグ最終節が行われ、G組の川崎Fはホームの等々力陸上競技場でイースタンSC(香港)と対戦。腰痛のためJ1リーグ戦2試合を欠場したMF中村が復帰戦でいきなり2アシストをマークする活躍を見せて4―0と圧勝し、通算2勝4分けの勝ち点10で前節の3位から逆転で決勝トーナメント進出を決めた。川崎Fの1次リーグ突破は2014年以来3年ぶり4度目。また、もう1試合の広州恒大と水原が引き分けたため、首位通過となった。

 川崎Fは前半28分、左サイドのDF車屋がゴールライン近くまで粘って上げたクロスにファーサイドでフリーになっていたハイネルが頭を合わせ、ワンバウンドで叩き込んで先制した。前半終了間際の45分にはMF中村の右CKをニアサイドのDF谷口がヘディングシュート。ボールは左ポストに当たってネットを揺らす貴重な追加点となった。後半4分にはハイネルの右クロスを途中出場のMF長谷川が右足で、同8分には中村の右CKをDF奈良が頭で決めるゴールラッシュ。4発圧勝での決勝トーナメント進出決定となった。

 復帰即2アシストの活躍を見せた中村に続き、右足第一末節骨骨挫傷及び不顕性骨折のため3月16日に手術を受けたMF家長も後半12分に途中出場。先発出場した2月25日のJ1リーグ開幕戦(対大宮、NACK)以来となる戦列復帰を果たした。その一方で、主将を務めるFW小林が前半2分、10分と立て続けに両足を踏まれ同20分に交代となるアクシデントもあり、チームにとっては悲喜こもごもな1次リーグ最終戦となった。

 川崎Fは開幕から4試合連続ドローで1次リーグ突破が危ぶまれる中、4月25日にアウェーで行われた前節・水原(韓国)戦で今大会初勝利。結局、無傷のまま1次リーグを終えた。

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2017年5月9日のニュース