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浦和DF森脇が2試合の出場停止に 鹿島戦「臭い」と暴言、侮辱に相当

[ 2017年5月9日 16:14 ]

処分を受け取材に応じる森脇
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 Jリーグは9日、浦和のDF森脇良太(31)に2試合の出場停止処分を科したと発表した。森脇は4日に行われた明治安田生命J1リーグ第10節・浦和―鹿島戦(埼玉)の試合中に小競り合いを起こしていた。

 問題となった場面は後半33分、コーナー付近でのボールの奪い合いから浦和FW興梠慎三(30)が鹿島MF土居聖真(24)を突き飛ばしたことから発生。ヒートアップした両チームの選手が入り乱れて小競り合いに発展し、その中で小笠原は森脇が鹿島MFレオ・シルバ(31)に対し「臭いんだよ、おまえ」と侮辱的な発言をしたと主張した。森脇は複数の選手に唾がかかった小笠原に対して「口が臭いんだよ」と言ったとしてレオ・シルバへの侮辱や差別を否定。7日にJリーグの規律委員会から森脇と小笠原が個別に聴取を受けていた。

 規律委員会では日本サッカー協会の競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同選手の行為は「他の競技者、その他の競技に立ち会っている人々に対する侮辱」に相当すると判断、2試合の出場停止処分とする、としている。対象試合は14日の第11節・新潟戦(デンカS)と20日の清水戦(埼玉)。

 試合は後半24分にFW金崎夢生(28)の放ったシュートが森脇に当たってネットを揺らして先制した鹿島が1―0で勝利を収め、浦和に代わって今季初の首位に浮上している。

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