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川崎F・小林“胸弾”価値点1 ホームで白星逃すも実りある船出

[ 2017年2月23日 05:30 ]

ACL1次リーグG組   川崎F1―1水原 ( 2017年2月22日    等々力 )

<川崎F・水原三星>前半、ゴールを決める川崎F・小林
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 川崎Fはホームで1―1のドロー発進となった。前半10分、今季から新主将に就任した小林が「触ればゴールというパスをくれた」と、中村の左足パスから胸で今季チーム公式戦1号となるゴールを決めて先制。だが同23分にオウンゴールで追いつかれた。

 4年半チームを率いた風間監督(現J2名古屋)が昨季限りで退任、昨季まで在籍4年で3度の得点王に輝いた大久保嘉がFC東京に移籍した。その中で、新指揮官にはコーチから昇格した鬼木監督が就任し、家長、阿部、舞行龍らを新たに迎えた川崎Fの初陣だった。

 指揮官は昨季までの攻撃サッカーを継続しつつ新たに守備の強化を画策。球際の強さなども強く求めた。中村、小林の位置も含め前線の布陣ががらりと変わった中での初戦。追加点は取れなかったが、中村は連係面について「改善の余地はまだまだある」としながらも「意図が合ったときはゴール前まで行っている」と前向きに話した。初陣は飾れなかったものの、最低限の勝ち点1は手にした。新生・川崎Fがここから巻き返しを図る。

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2017年2月23日のニュース