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テネリフェ指揮官 柴崎を辛抱強く待つ「適応するためには時間必要」

[ 2017年2月23日 15:42 ]

バルセロナからテネリフェ島に戻ったと発表があった柴崎
Photo By スポニチ

 スペイン2部テネリフェのマルティ監督が、7日から離脱しているMF柴崎について、スペインでの生活に適応するのを辛抱強く待つ考えを示した。

 22日付のスペイン有力紙マルカ(電子版)は、同監督が柴崎に対する期待を失っておらず、現在の状況を冷静に受け止め、デビューさせるこを急いでいないと報道。指揮官はテネリフェ島での生活に慣れることが第一とした上で「適応するためには時間が必要だ。我々は柴崎が興味深い選手だと信じているが、100%の状態になってチームに良いものを提供するためには、忍耐が必要だろう」と説明した。

 マジョルカ島出身のマルティ監督は現役時代にマジョルカでMF家長(現川崎F)と一緒にプレー。「我々は人間であり、様々な新しい状況に、どのように反応するかは決して分からないものだ。日々、彼を助けていかなければならない」。当初胃の不調とされていたが、13日にクラブ医療部門から「不安障害」の可能性を指摘された柴崎を、引き続きサポートしていく考えを示した。

 柴崎はクラブから許可を得て向かったバルセロナから22日にテネリフェに戻っており、クラブは公式ツイッターで近日中にチーム練習に復帰する見通しと伝えている。

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2017年2月23日のニュース