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今後は…元日本代表DF岩政「やりきった感覚も少なからずあります」

[ 2016年12月4日 22:44 ]

J1昇格プレーオフ決勝 ( 2016年12月4日    金鳥スタ )

<C大阪・岡山>前半、ヘディングシュートを放つもGKにキャッチされる岩政(右)
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 4日に行われたJ1昇格プレーオフ(PO)決勝でC大阪に0―1で敗れ、悲願のJ1初昇格を逃したJ2岡山の元日本代表DF岩政大樹(34)が試合後、自身のブログを更新。「やりきった感覚も少なからずあります」とし、「これからのことも少しゆっくり考えたいと思います」とつづった。

 岩政は2004年から13年まで“常勝軍団”鹿島でプレーし、2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会メンバーに選ばれるなど、日本代表選手として国際Aマッチ8試合に出場。テロ・サーサナ(タイ)での1年間のプレーを経て、昨季J2岡山入りした。昨季は11位に終わった岡山だが、今季はクラブ史上最高の6位に入り、3位の松本と対戦した準決勝では2―1で競り勝って決勝進出。だが、C大阪との決勝では0―1で敗れ、クラブ初のJ1昇格はならなかった。

 「ありがとうございました」と感謝のタイトルでエントリーした岩政は「大阪からバスで岡山に戻っています」とブログを切り出すと、「紙一重の戦いを掴む強さは私たちにはまだありませんでした。皆さんの期待に応えることができず、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪。

 そして、「今はこの結果をどう受け止めていいのか分からずにいます。とにかく私は精一杯やってきました。やりきった感覚も少なからずあります。そして、これまでに感じたことのない疲れも感じています」とつづると、「これからのことも少しゆっくり考えたいと思います。今はとにかく、それだけの挑戦をこの2年間させていただいたことに心からの感謝を伝えたいと思います。そして、岡山の皆さんと一緒にこんなにも熱くなれた2016年を私は一生忘れません。本当にありがとうございました」と結んだ。

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2016年12月4日のニュース