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J1復帰に大熊監督しみじみ「色々なプレッシャーもあった」

[ 2016年12月4日 19:02 ]

J1昇格プレーオフ決勝 ( 2016年12月4日    金鳥スタ )

J1昇格を決め、喜ぶ柿谷(手前右)らC大阪イレブン
Photo By スポニチ

 J1昇格プレーオフ(PO)決勝が4日、キンチョウスタジアムで行われ、2年連続出場のC大阪(4位)が1―0で岡山(6位)を下し、17位で降格した2014年以来3年ぶりとなるJ1昇格を決めた。

 後半7分、DF丸橋の右CKをファーサイドのMFソウザがヘディングシュート。このシュートは岡山GK中林に止められたが、こぼれ球をMF清原が左足で押し込んで先制し、これが決勝点となった。

 昨季終盤に就任した大熊清監督(52)は「普通に戻る難しさ、色々なプレッシャーもあった。ただ、サポーターの皆さん、セレッソに関わるすべての方、今までの歴史をつくってくれた人、皆の力だと思います」と3年ぶりJ1復帰に感慨深げ。昨年は、今季と同じ4位でPO決勝に進出。1―0でリードしながら後半42分に追いつかれて1―1のドローに終わり、リーグ戦3位の福岡に昇格を譲る形となった。

 今季もシーズン中盤まで自動昇格圏内の2位にいながら徐々に順位を落とし、4位でのPO進出。大熊監督は「ずっと苦しかった。(リーグ戦の)42(試合)プラス、プレーオフもすべて。セレッソにとっては普通(であるJ1)かもしれないが、それに戻る難しさと、継続するところの難しさ、勝ち続ける難しさがずっとシーズン中はあった」と長いシーズンをしみじみと振り返った。

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2016年12月4日のニュース