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中田、俊輔の元同僚 元伊代表FWが指導者の道 地域リーグで指揮

[ 2016年11月16日 12:20 ]

 横浜の元日本代表MF中村俊輔(38)のレッジーナ時代の元同僚FWが、監督としてのキャリアをスタートさせた。レッジーナほかパルマ、フィオレンティーナなどでも活躍した元イタリア代表FWエミリア・ボナッツォーリ(37)で、現在、アトレティコ・コンセルベというイタリア8部リーグ相当の地域リーグ(プリマカテゴリア)で指揮を執っている。

 
 ボナッツォーリはブレシアでプロのキャリアをスタート。1メートル92の長身を生かしたポストプレーで頭角を現し、U―17から各年代のイタリア代表も経験。2006年11月15日のトルコ代表とのテストマッチで念願のA代表デビューも果たした。
 
 レッジーナには2003年の1月に元日本代表MF中田英寿とも一緒にプレーしたパルマから期限付きで移籍。中村とは約2年半に渡ってプレーし、ホットラインを築いた。2016年に現役を引退したあとは、アトレティコ・コンセルベでコーチを務めていたが、トップチームの指揮官が解任された昨年11月に内部昇格という形で新指揮官に就任していた。
 
 ボナッツォーリは15日付のイタリアのサッカー専門サイトのインタビューで、「サッカー選手は、引退後に何をするかが常に疑問として付きまとうけど、私にとって監督になることはファーストチョイスではなかった」としながらも、要請を受けた際には「なぜトライ?二度考えることはなかった」と即決だったことを明かしている。

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2016年11月16日のニュース