×

ヤングなでしこ、スペインに敗れる 6発発進から一転ノーゴール

[ 2016年11月16日 16:55 ]

U―20女子W杯1次リーグB組 ( 2016年11月16日    ポートモレスビー )

 サッカーのU―20女子ワールドカップ(W杯)パプアニューギニア大会は16日、1次リーグが行われ、B組初戦でナイジェリアに6―0で圧勝した日本は第2戦でスペインと対戦。後半36分にPKを決められ、0―1で敗れた。

 自国開催で過去最高の3位となった2012年以来2大会ぶり5度目の出場で“ヤングなでしこ”初の頂点を目指す日本。2年前に初優勝したU―17W杯決勝で2―0と勝利した相手がスペインだったが、初戦でカナダに5―0で快勝したスペインとともに一転、お互いに無得点が続く展開となった。

 高倉麻子監督(48)は初戦でハットトリックを達成したFW上野真実(20=愛媛)を後半開始から投入するなど打開を図ったが、後半35分に左からのクロスボールに対応したDF羽座妃粋(はざ・ひすい、20=日体大)がハンドを取られ、痛恨のPK献上。これを決められ1点を先制されると、無得点のまま第2戦を終えた。

 大会には16チームが参加し、A~Dの4組に分かれた1次リーグ各組の上位2チームが準々決勝へ進出。決勝戦は12月3日に行われる。

 日本は20日の1次リーグ最終戦でカナダと対戦する。

 ▼高倉麻子監督 厳しい試合になるとは思っていたが、スペインの圧力がかなり強くて自分たちの良さを消されてしまった。全体的に動き出しで重い部分があった。ルーズボールが弾んでいる中で処理している時間に寄せられてしまったり、全体的に力不足で物足りなさを感じた。暑さは言い訳にはならない。

 ▼乗松瑠華主将 難しい試合になることは分かっていた。短い大会なので切り替えて次に準備したい。特に前半は1人1人のポジショニングとか、出して動くことが出来ていなかった。自分たちは挑戦者。もう1回皆で噛みしめて、セットプレーなど細かいところをやっていきたい。

続きを表示

2016年11月16日のニュース